「トマトが赤くなると医者が青くなる」なんていうことわざが聞いたことありますよね。トマトが熟して美味しくなると、トマトを食べることでみんな元気になって病気の人が減る。病気の人が減るとお医者さんは商売あがったりで顔が青くなるという事みたいです。
それほどトマトは小さいがら栄養効果の高い野菜なんですよね。
ところで、トマトにもいろいろな種類がありますが、ミニトマトなんかは小腹がすいた時につまめるので私的には重宝しています。
トマトは夏野菜の代表ともいえる野菜ですが、どんな栄養効果があるのか調べて見ました。
・トマトの栄養効果について知りたい方
・元気で楽しいシニアライフを送りたいと思っている方
・健康寿命を延ばしたいと思っている方
トマトの栄養成分と効果効能
トマトといえばリコピンが有名ですよね、トマトの赤い色はリコピンの赤なんて言われています。リコピンには抗酸化作用があるので増えすぎた活性酸素を除去し酸化を抑える働きがあります。
私たちは呼吸することで酸素を体内に取り込んでいます、でもこの酸素の分子自体が安定的なのもではなく、取り込んだ酸素の2%ほどが活性酸素になると言われています。
活性酸素が増えすぎると老化や免疫機能の低下、ガンや生活習慣病などの原因になると言われています。
リコピンは、 血液中の善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす働きもあるので、 動脈硬化や生活習慣病を予防したり、血流改善や美肌効果、視覚機能の低下にも効果的なんだとか。
リコピンの含有量は、完熟するにつれて増加していき、加熱するとリコピンの体内への吸収率が良くなります。
そして、抗酸化作用の働きのあるβカロテン、ビタミンC・Eなども豊富に含まれており、。カリウムは体内のナトリウムを排出し、高血圧の予防に効果的です。ビオチンと言う成分には、皮膚や髪の健康を保つ効果があると言われています。
トマトの種類
トマトの種類もたくさんありますよね、あまりたくさんあるので何を選ぶか迷ってしまいます。私はほとんど桃太郎系の大きいトマトか一般的なミニトマトが多いです。
ここでは何種類かのトマトを紹介します。
フルーツトマト
大きさに関係なく糖度が高い物を総称してフルーツトマトとと言います。一般のトマトの糖度は4~6度ぐらいですが、フルーツトマトは8度以上の糖度のトマトを言います。果物のように甘いのが特徴です。トマトの酸っぱさや青臭さが苦手な人におススメ。
アイコ
歯ごたえが良くてゼリー部分が少なめなので、ドロッとしたゼリーの部分が苦手な人におススメ
塩トマト
塩トマトの生産地は熊本です。熊本県は八代地方の塩分濃度の高い土壌で栽培されたトマトです。塩トマトと言っても糖度が8度以上あるので、フルーツのように甘いのが特徴です。フルーツトマトの元祖でもあります。
ラウンドトマト
ミニトマトより大きい中玉サイズのトマトで、果肉がしっかりとしていて、サラダとして生で食べても旨みがあって美味しいのですが、炒め物や煮物など、加熱調理しても色が抜けず、綺麗な赤い色が出ます。また、旨みも増してより美味しく感じられ、イタリアントマトのような使い方が出来ます。
ミディトマト
ミディトマトは大玉トマトとミニトマトを掛け合わせて誕生した中玉のトマトの総称です。なので、ミディトマトにもいろいろな品種があります。
ミディトマトは、1個の重さが約50g前後で、皮や果肉がしっかりしていて、大玉種より若干栄養価は高いと言えます。
トマトは一日どれぐらいが適量か
トマトの皮は少し硬いのであまり食べすぎるとお腹を壊してしまう事もあります。何でもそうですが、一つの物を極端に食べすぎるにはよくないですよね。
一日どれぐらいの量を食べればいいかと言えば、大きめの桃太郎サイズなら2、3個ぐらい、ミニトマトなら10~12個こぐらいまでにしましょう。
トマトの栄養を効果的に取る方法
トマトの栄養素であるリコピンとβ-カロテンは油に溶けやすい性質があるので、サラダにしてオリーブオイルでドレッシングにしたり、トマトとワカメにニンニク、ごま油を合わせてナムルにするとリコピンの吸収率が上がります。
また、リコピンやβカロテンは加熱しても壊れにくいため、加熱調理に向いています。生で食べてもおいしいけど、加熱すると吸収率はさらにアップし、甘みと旨みもますので煮込み料理やスープなどにもおススメです。
そして、トマトはすりつぶしたりして細胞の壁が壊れると、よりリコピンが吸収されやすくなるからミキサーでスムージーにしたりトマトソースにするのもありですね。
トマトの保存法方
トマトは時々スーパー1ケースいくらって安く売る時がありますよね、まとめ買いして一度に食べきれない時の保存法方を紹介します。
完熟前の青っぽいトマトなら、しばらく常温で置いといて熟して赤くなります。リンゴと一緒に置いておくと早く熟すので試してみてください。
完熟したトマトの場合は、ラップに包んだりポリ袋に入れたりして冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。この時ヘタを下にして保存するとトマトがつぶれません。
完熟したらなるべく早く食べる事。完熟したトマトが使いきれなくて残ってしまった時は、保存袋に入れて冷凍保存がおススメです。解凍した時に皮が剥けやすくなるので、煮込み料理などに使いやすくなります。
まとめ
トマトは抗酸化作用があるので、積極的に摂りたくなりますよね。スーパーでも手頃な値段で売られているので、毎日の料理に加えることで美容と健康にいいですよね。
トマトの皮はちょっと硬くて消化しにくいので食べ過ぎると消化不良を起こしてしまう可能性があるので、胃腸の弱い人は皮をむいてから食べたほうがいいと思います。
トマトには水分が多く身体を冷やすとも言われているので、食べすぎると下痢を起こしてしまうとも言われています。
そして、なんとトマトのタンパク質の構造がスギ花粉の構造が似ているので、花粉症の人はアレルギー反応を起こしてしまう可能性があるとも言われているので注意が必要です。
その時期にもっともおいしい「旬の野菜」をお届け!【坂ノ途中】
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