こんにちは、食育アドバイザーのemirinです。
砂糖がたっぷり入った甘~い食べ物、ほとんどの女性は好きですよね。私も甘いものには目がありませんでした。
時々食べるぐらいなら良いけど摂り過ぎると、身体にいろんな不調が起こるようですよ。いや~もっと早く知りたかったです、砂糖がそれほど悪いものだと思ってもいませんでしたから、子供の頃からよくお菓子や饅頭、ケーキなどたくさん食べていたし、お茶や水よりも甘い炭酸飲料や砂糖がたっぷり入った甘いカフェオレなんかを飲んでいました。
そこで今回は、砂糖の摂り過ぎがどれだけ身体に悪影響を及ぼすのかについて調べてみました。
砂糖の摂り過ぎが身体に与える影響

体重増加
砂糖を摂り過ぎるとまずは普通に体重増加、太ってしましますよね。若い頃なら少しぐらい甘いもの食べて太っても、チョット運動すれば痩せれたんですが、40歳を過ぎて中高年の仲間入りをする頃にはそう簡単には痩せてくれません。
テレビを見ながら甘いお菓子などをパクパク食べていると、知らない間にお腹周りがえらいことになっているのに気が付く。そこからダイエットしようとしても、食べたい方が勝ってしまうのでなかなか若い時のようにはいかんのだわこれが。
糖分は肝臓に必要量蓄えられ、摂り過ぎて余った糖分は内臓脂肪や皮下脂肪に蓄積されていくんです。中高年になると一度ついた脂肪はそう簡単に減ってはくれません。
ご飯の量を減らしても、お腹がすいて甘いものについつい手が伸びて少しぐらいならって・・・、その一口が何とやらってね。しかも、スナック菓子や袋菓子はチョットだけよじゃ治まらず気が付いたら1袋全部食べちゃったなんてこともあるよね。うん!あるある!
それって誰の事?私じゃよ!!私がまさにそうだったんです。腎臓病のくせに、腎臓病であるという事をケロッと忘れて甘いものに手が出ていました (ノдヽ) 。
体重増加は腎機能に悪影響なので、適正体重まで落とそうといろいろやってみました。食事の量を減らしたり、運動したり、ダイエットマシーンをつかったり、でも、全然減らなかったんです、マジでビクともしなかった。
そんな時、砂糖は血管をボロボロにするよって聞いて、え?血管ボロボロ?ヤバいじゃん。私の両親は血管の病気(脳卒中と心筋梗塞)で亡くなっているので、砂糖ヤバいと心を入れ替え一念発起、砂糖をほぼほぼ摂らないようにしました。
するとなんとまぁ!あれだけ減らなかった体重がみるみる減って減って、うれしいやら。
慣れてくるとお菓子や饅頭などが目の前にあっても食べたいと思わなくなるんですね。今では体重は適正体重まで落とす事が出来ました。ウエストもゆるくなり、身体も軽くなりました (^o^)V 。
以前缶コーヒーのブラックが苦くて飲めなかったけど、今は普通に飲めるようになったのには自分でもチョットびっくりしています。
糖尿病
砂糖を摂り過ぎると、当然ながらⅡ型糖尿病の可能性は大きいですよね。過剰な糖分の摂り過ぎは血糖値を上げ、上がった血糖値を下げようと膵臓からインスリンが分泌されます。
これが続くと膵臓が疲弊してしまい、インスリンの分泌量も減ってきます。血液中に糖が増えてしまい、高血糖の状態が続くと糖尿病と診断されます。
免疫力の低下
砂糖を摂り過ぎると何故免疫力が低下するかと言うと、砂糖を摂り過ぎると腸内環境のバランスが崩れ、免疫力が低下すると言われています。
何故なら、全身の免疫細胞の70%が腸内に集まっているからです。なので砂糖を摂り過ぎると風邪を引きやすくインフルエンザにも罹りやすくなる可能性が大きいです。
認知症
砂糖と認知症って関係なさそうですが、実は大ありなんです。糖分を多く摂り過ぎると血糖値が急激に上昇します、上昇した血糖値を下げようと、膵臓からインスリンが分泌されて血糖値を正常値まで下げてくれます。
このインスリン役目を終えるとインスリン分解酵素によって分解されます。アルツハイマー認知症の原因と言われるアミロイドβたんぱく質を分解してくれるのもインスリン分解酵素なんです。
血糖値が上がってばかりいると、脳に溜まったアミロイドβを分解する余裕がなく溜まる一方ですよね。すると認知症はどんどん進行していくことになります。怖いですね、砂糖の摂り過ぎはほどほどに・・・ですね。
ガン
砂糖の摂り過ぎは、あまり摂らない人と比べてガン発症リスクが18%上昇、乳がんのリスクは22%も上昇したという研究結果が出されています。
砂糖の摂り過ぎは腸内環境を悪化させて免疫力を低下させます、がん細胞は毎日5,000個ほど発生していると言われています。免疫力が落ちると、ガン細胞がどんどん増えていくことになります。
糖化
糖化は老化の始まりとも言います。糖化とは、体内のたんぱく質と余分な糖が結合することで、AGE(終末糖化産物)が作られ、これが蓄積することで細胞に変性が起きていろいろな病気の原因になると言われているんです。
砂糖の摂り過ぎは慢性疾患の原因でもあるのです。
砂糖は一日どのくらい摂ればいいのか

世界保健機構(WHO)によると、1日あたりの砂糖の摂取量は25gまでが望ましいと言っています。25gってどのくらいかと言うと、小さじでやく6杯分、スティックシュガー3gだと約8本になります。
以前私がよく飲んでいた炭酸飲料では500mlで30g以上軽く超えていました。現在では一日に飴玉1個とキャラメル1個か2個ぐらいしか食べていないので、10gぐらいで収まっている感じです。
まとめ

私が砂糖を摂らなくなってから3年ぐらい経ちますが、一番うれしかったのは、なかなか減らなかった体重が5㎏減って標準体重に近づいたことです。
もう少しで肥満の仲間入りになるところでした。
そして、以前はよく歯茎が腫れたり浮いた感じがありましたが、砂糖を摂らなくなってから全くと言っていいほど、腫れる事も浮く感じもなくなりました。
砂糖の摂り過ぎは炎症を引き起こす作用があるようですね。
今でも時々甘い物を食べますが、以前ほど食べたいと思わなくなりました。甘い食べ物は依存性があるので食べたいという感情が抑えられなくなって、ついつい食べてしまうそうです。
砂糖の摂り過ぎは慢性疾患の原因でもあるんです。ここに書いたほかにも、集中力低下やイライラ、肌荒れ、すぐ疲れるなどの症状も現れるそうです。
砂糖と一言で言っていますが、白砂糖だけじゃなく、人工甘味料や果糖ブドウ糖液糖も摂り過ぎには注意が必要です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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