酒粕の効果がすごい!2年前から食べ続けている酒粕について検証してみた結果

栄養学

こんにちは、emirinです。

私は2年ほど前から毎日酒粕を食べています。元々粕汁とか粕漬けってあまり好きではなく、酒粕自体殆んど食べた事がありませんでした。

そんな私が何故酒粕を食べるようになったかというと、内臓脂肪を減らしてダイエットできるよって聞いたからなんです。

当時の私はお腹ポッコリのちょっとポッチャリ体型で、体重を落としたいと思っていたところでした。

酒かすの効果効能っていろいろあるようですが、2年間食べ続けて私自身感じた酒粕の効果を話していきたいと思います。

スポンサーリンク

酒粕とは

ちなみに、酒粕は日本酒を作る過程で出来る副産物、早い話「残りカス」なのに、栄養価がすごいんですよね。

カロリーは100g中227㎉とチョット高めなんですが、塩分がほとんどないので、腎臓病の私にはうれしいです。

私は練り粕を使っているんですが、味が結構濃いのでそのままでは食べられません。なので納豆に混ぜて食べる時は、お醤油は一滴もいりません。塩分を制限している立場なのでうれしいですね。

他にも、食物繊維やたんぱく質、ビタミンB群やカリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄分・亜鉛・銅などのミネラル成分も豊富に含まれています。

酒粕の栄養成分 100g当たり

カロりー227㎉食物繊維5.2g
ビタミンB10.03㎎ビタミンB20.26㎎
ナイアシン2㎎パントテン酸0.48㎎
葉酸170㎍ナトリウム5㎎
カリウム28㎎カルシウム8㎎
マグネシウム9㎎リン8㎎
鉄分0.8㎎亜鉛2.3㎎
0.39㎎

酒粕の効果①ダイエット

日本酒と酒粕
肥満ネコ

酒粕には「レジスタントプロテイン」という難消化性のタンパク質が含まれています。難消化性とは、人の消化酵素では消化されず腸まで直接届いて腸内細菌によって分解されるという、食物繊維のような性質のことです。

このレジスタントプロテインは体内に溜まった余分なコレステロールや脂質などを吸着体外へ排出してくれるんです。しかも血糖値の上昇も緩やかにしてくれるので、膵臓から分泌されるインスリンも少なく、脂肪が脂肪細胞に取り込まれずダイエットに有効という訳なんです。

私も2年前から比べると4㎏体重が減りました (v^ー°)

酒粕の効果②便秘解消

酒粕に含まれているオリゴ糖」が善玉菌の増殖を促し、腸内環境を整えてくれます。さらに、食物繊維とレジスタントプロテインも腸内環境を整えて、善玉菌のエサになってくれるので便秘解消に良いですよ。

私は今まで便秘に悩んだことはありませんが、酒粕を食べるようになってから、ますます腸の具合が良くなったのかほぼ毎日絶好調です(●^o^●)

酒粕の効果③美肌効果

酒粕には、セラミドという成分が含まれて、シミの原因であるメラニンの発生を抑えて、肌のうるおいである皮膚の保温、保湿に効果があります。

そしてもう一つがコウジ酸です。コウジ酸は麹から見つかったのでコウジ酸と言います。

コウジ酸もメラニンの発生を抑える効果があります。高い美白効果が期待できると美容業界で注目を浴びている成分です。

お酒を造っている杜氏さんの手が白くてしっとりつやつやしているのは、このコウジ酸のチカラと言えそうですね。

以前は化粧水や乳液をたっぷりつけても時間が経つと顔が突っ張る感じがしていました。でもいつの頃からか気が付いたら突っ張り感はどこへやら。

化粧品に関しては全く無頓着な私ですが、今ではオールインワンのクリームを一つ使っているだけです。肌の調子もバッチリです。

酒粕を食べても肌の調子は良くなりますが、アルコールが全くダメな方には酒粕パックがあります。岩手純米発酵の酒粕パックです、洗顔後に顔に塗って5分後、洗い落として完了です。試してみる価値ありですよ。

酒粕の効果④高血圧の予防

また、酒粕の中からは血圧の上昇を抑えるのに有効な物質が6種類も発見されており、さまざまな研究の結果、市販の高血圧の薬と同じくらい効果がある事が立証されているんだそうですよ。

酒粕には血圧の上昇を抑える「ペプチド」という物質が6種類ある事が、月桂冠総合研究所の研究でわかっています。この「ペプチド」を実験用の高血圧ラットに与えたところ、血圧の降下が見られたと言う研究結果が出ています

酒粕を食べ続けて一番実感しているのは、血圧が安定してきたと言う所ですね。腎臓が悪いので高血圧にならないように気を付けていましたが、以前の血圧は、145mmHg/95mmHgぐらいでチョット高めでした。

それでも一番弱い血圧の薬を飲んでいるのですが、ずっとこんな感じでした。でも、酒粕を食べるようになってから120mmHg/70mmHg前後に落ち着いてきたんです。

酒粕の効果⑤骨粗しょう症の予防

骨粗鬆症とは、骨密度が低下し骨がスカスカになってもろくなり骨折しやすくなる病気です。

骨は、吸収と形成を繰り返しながら作られています。この吸収と形成のバランスが取れているうちはいいのですが、バランスが崩れて吸収の方が優位になると、骨がスカスカの状態になってしまします。

加齢により骨の組織を壊す「カテプシンL」という酵素が分泌されるようになり、形成より吸収の方優位になります。

酒粕には、そのカテプシンLの働きを阻害する物質が3種類も含まれているということが、(株)月桂冠総合研究所の研究で明らかになったそうです。なので、骨粗しょう症予防にも効果が期待できるそうなんです。

その他の酒粕の効果

動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞の予防
高血圧の予防が出来れば動脈硬化が予防できるし、心筋梗塞や脳梗塞も防ぐ事が出来ます。逆を言えば、心筋梗塞や脳梗塞の原因は主に動脈硬化が起こる事で発症リスクは高まるし、動脈硬化は高血圧が要因なのだから・・・高血圧を予防すれば、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞は防げますよね。

ガンの予防やアレルギーの改善
便秘解消のところでも書いてありますが、腸内環境が良くなることは免疫力もアップすることで、免疫力がアップすれば、ガンやアレルギーも抑える事が出来るんです。

何故なら、身体の免疫細胞の60%は腸内に存在するからです。腸内環境を整える事で肌の調子も良くなります。

糖尿病の予防
酒粕の中には糖の吸収を抑える物質や、タンパク質の分解吸収を促進する機能性物質が含まれているため、糖尿病患者にとって酒粕は願ったりかなったりの食品なのだそうですよ。酒粕はインスリンに似た働きをするので、糖尿病の予防や改善に役に立っているんだそうです。

酒粕の効果的な食べ方

酒粕の食べ方っていろいろあると思いますが、酒粕は熱に弱いんだそうです。加熱すると酵母は40度で酵素は60度で死んでしまい、効果がなくなるそうです。

なので、酒粕の栄養を最大限に生かしたいのならば、加熱せずにそのまま生が一番ですよね。でも、すべでの栄養素が失われるわけではないので、気にせずに食べています。

まとめ

酒粕

私がいつも食べている酒粕です。練り粕で溶けやすいし混ぜ合わせやすいので、ずっとこの酒粕を食べています。

酒粕って日本酒の製造過程での搾りカスですが、すべでの酒粕が店頭で販売されている訳ではなく、家畜の飼料や産業廃棄物として廃棄されている部分も多々あるらしいんです。

もったいないですよね、酒粕の良さを皆さんに知っていただいて、いっぱい食べてもらえれば廃棄する分も多少なりとも減っていくんじゃないかと思っています。

というか、こんなに栄養価の高い酒粕食べない手はありません、あ、でもお酒に弱い人はこれだけでも酔ってしまうかもしれませんね。


↓そんなお酒に弱い方には酒粕パウダーがおススメです。これならお酒の匂いもほとんどしないし、料理やお菓子作りにも使えてとっても便利、しかも無添加です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

栄養学
スポンサーリンク
emetanblog

コメント

タイトルとURLをコピーしました