【飲む点滴】甘酒の効果と自宅で簡単に作れる甘酒の作り方

栄養学

こんにちは、emirinです。

「飲む点滴」といわれる甘酒、自宅で甘酒を作って飲んでいる方も多いようですね。我が家でも手作りの甘酒を毎日飲んでいます。

甘酒には腸内環境を整えて便秘を改善するなどいろいろな効果があるようですが、今回はその甘酒について解説して行きます

甘酒は自宅で簡単に作る事が出来ます、作り方も最後の方に書いていますので、参考にして作ってみてくださいね。

そして、忙しい方のために無添加の甘酒を何点か紹介しています、こちらも参考にしてみてください。

今回の記事は次のような人におススメです
▶甘酒の効果について知りたい方
▶甘酒を自宅で作ってみたい方
▶健康意識の高い方

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甘粥(あまかゆ)って何? ┐(´~`;)┌ ??

甘酒の画像

ところで、先日職場でこんなことがありました。甘酒についての珍騒動。

私はスーパーで午前中だけ働いていますが、先日年配で男性のお客さんから、こんなことを聞かれました。

あまかんゆどごにあるべ?

え?あまかんゆ・・・ですか?

あまかんゆ???なに?それ?初めて聞く名前に首をかしげてしまい、他のパートさんや他の売り場の人にも聞いても、誰も知っている人がいませんでした。

他のスーパーにはあるのに、置いてねえのが。

申し訳ございません、それは果物ですか?それとも加工品ですか?

って聞いたんですが、その年配の男性は、しばらく売り場をぐるぐる回って捜し歩いたのでしょうか、再び私達の前に来て

いや~わりぃわりぃ、俺の言い方悪かったがな。甘酒だった、ホレ!見つげだ、これだよ。

と言って缶に入った甘酒を持ってきて言うんです。

じぇじぇじぇ甘酒かよ!あまかんゆ、あまかんゆって言うから・・・柑橘系の何かかと思ったわよ。なんのこっちゃと色々考えたけど、甘酒の事だったとはね~ (#´Д`#) 。

その後、インターネットで甘酒の別称で検索してみたら甘粥(あまかゆ)でヒットしました。訛ってるから「あまかんゆ」って聞こえて、よけいわかりづらかったよ~ん (-ε´-。)

甘酒の別称が甘粥(あまかゆ)とはね、甘~いお粥ってことでしょうかね。昔はそういう呼び方をしていたそうです。

それでは本題に入りましょう。体に良いと言われる甘酒にはどんな健康効果があるのでしょうか。

甘酒の種類

甘酒をスプーンですくう

甘酒には2種類の作り方があります。
米麹で作る甘酒と酒粕で作る甘酒の2種類です。それぞれ効果に多少の違いがあるようです。

米麹甘酒と酒粕甘酒の効果の違い

甘酒

※米麹で作る麹甘酒の効果

「飲む点滴」と言われるのは米麹の甘酒です。

米麹の甘酒にはビタミンB群、ぶどう糖、オリゴ糖、アミノ酸、食物繊維などの栄養成分がタップリ入っています。

食物繊維やオリゴ糖が腸内環境を整えてくれるので、便秘解消や免疫力アップが期待できます。

ブドウ糖は身体に吸収されやすいく、即エネルギーになりやすいので疲労回復に効果的です。

しかも、飲むと満腹中枢を刺激されるので、満腹感を感じやすく、空腹時に飲むとこれだけでお腹いっぱい感が出るのでダイエットに効果的です。

ビタミンB群は代謝ビタミンとも言われ、エネルギー代謝の補酵素になります。なので、エネルギーを作り出すために必要な栄養素です。

血行の促進を促すので疲れにくく疲労回復に効果的。また、血行も良くなるので身体に溜まった老廃物を排出し、肌にハリやツヤが出て、髪の毛にもコシが出て来ると言われています。

甘酒にはストレスを軽減すると言われるGABAも含まれているのでストレスを緩和にも効果が期待できます。そして、なんとビタミンCよりも多い抗酸化作用もあると言われています。

抗酸化作用とは、摂り過ぎた活性酸素を無毒化してくれる作用の事です。活性酸素が増えると細胞を傷つけ老化や病気の原因にもなるので、抗酸化作用のある甘酒を飲むことで、健康的な生活が送れるという事になります。

※酒粕で作る酒粕甘酒の効果

酒粕甘酒は酒粕と水と砂糖で作ります。なので、酒粕と同じと考えていいと思います。

酒粕の効果といえば、 便秘解消、美肌、ダイエットに加え、糖尿病、動脈硬化、高血圧、認知症や骨粗しょう症など生活習慣病予防にも効果があると言われています。

酒粕の甘酒は、あくまで酒粕なのでお酒が苦手な方は酔ってしまうカモですね。匂いだけで酔った感じになる人もいますから。

甘酒の飲むタイミング

時計とコーヒーカップ

そして、甘酒はいつのタイミングで飲めば効果的なのでしょうか? 目的によって飲むタイミングに違いがあるようです。

ダイエットをしている方なら、朝の方がいいですよね、カロリーが結構高いので、夜飲むと体重増加に繋がりかねません。

美容や疲労回復、便秘解消を期待するなら夜の方がいいです。我が家では夕食の後にコップ1杯程度を飲んでいます。

朝、甘酒を飲むと頭がスッキリし集中力が高まります。朝、忙しかったり、食欲がない時甘酒を飲むのもいいかもしれませんね。

炊飯器で作る米麹甘酒の簡単な作り方

炊飯器のイラスト

我が家では炊飯器で甘酒を作ってます。
用意するのは、米麹(生こうじ)、ご飯(白米)、お湯(60℃)の3つだけ

米麹150g(あらかじめほぐしておく)とご飯(150g)とお湯300CCを炊飯器に入れて保温状態にして、約8時間から10時間置くと出来上がりです。

それだけ!簡単でしょ!夜セットしておいて、朝になれば出来上がっています。

砂糖を入れなくても、入れたぐらい甘くて美味しい甘酒が出来上がります。ちなみに、炊飯器のふたはしない事ふたを閉めると中の温度が高くなって麹菌が死んで甘酒にならないので、布巾をふた代わりに被せて置くといいですよ。

飲み過ぎに注意

お盆に乗った甘酒とお菓子

甘酒は、カロリーが多いので飲み過ぎには注意が必要です。米麹甘酒は麹とご飯を使うので、米麹100gのカロリーは286㎉、ご飯100g168㎉あります。酒粕甘酒の酒粕の100gのカロリーは180㎉あります。

単純に計算するとこうなりますが、甘酒は水で割るので結果的には100ml 81㎉ になります。200mlで162㎉。

なので、1日200mlを目安に飲むのがいいかと思います。

市販の甘酒の食品添加物

スーパーやコンビニで売られている甘酒は、原材料名を見ると 砂糖(国内製造)、酒粕、米麹、食塩/酸味料 と記載されています。

原材料名は 原材料に占める重量の割合の高いものから順に表示されるので、砂糖の割合が1番という事ですね。しかも酸味料まで入っています。

酸味料とは酸味を強化するために使用される食品添加物です。 複数の添加物を一括して「酸味料」と表示できるので複数の添加物が添加されているという事です。

酸味料とは
食品に酸味を持たせるために添加される食品添加物。
酸味を付ける他に、保存性、酸化防止、PHを調整するなどの目的で使われる場合もある。

クエン酸、乳酸、リンゴ酸、氷酢酸などがよく使わるが、一括名の「酸味料」としか表示されないので、何が使われているのか解らないという問題があります。

酸味料の多くはもともと食品に含まれている「酸」ですが、それを科学的に合成して、添加物として使用しているので、その意味では毒性はあまりありませんが、一度に大量にとった場合は過敏症などの心配があります。

【酸味料として使われる物質には以下のものがあります】

●アジピン酸●クエン酸●クエン酸三ナトリウム●グルコノデルタラクトン

●グルコン酸●グルコン酸カリウム●グルコン酸ナトリウム●コハク酸

●コハク酸一ナトリウム●コハク酸二ナトリウム●酢酸ナトリウム●DL-酒石酸

●L-酒石酸●DL-酒石酸ナトリウム●L-酒石酸ナトリウム●乳酸・乳酸ナトリウム

●二酸化炭素(炭酸ガス)●氷酢酸●フマル酸●フマル酸一ナトリウム●DL-リンゴ酸

●DL-リンゴ酸ナトリウム●リン酸
参照 たべるご「食品添加物の酸味料とは」

おススメの無添加甘酒の紹介4選

米と糀と水だけで作った無添加の甘酒3本と粉生姜セット
発酵食のプロが作った甘酒、そのまま飲めるストレートタイプ。
化学調味料、人工甘味料、保存料、着色料不使用の無添加100%です。ノンアルコールで砂糖も入っていません。

甘酒 乳酸菌 ちほまろ 砂糖不使用 150g 6本
甘酒と乳酸菌が一緒になった甘酒、米麹と乳酸菌の同時発酵だから酸味が効いて後味さっぱり♪
植物性乳酸菌だから腸活にもおすすめです!

御殿桜 酒屋が造った無添加甘酒 1000g×6個
お米と米麹だけで作った無添加の甘酒です。甘すぎずスッキリした味わいです。もちろんノンアルコール、お酒が苦手な方にピッタリ。

食べる甘酒、有機農園ファーミン オーガニック玄米甘酒 250g×3パック
玄米と甘酒がいっしょってメチャメチャ身体に良さそうですね、しかも原料の米は全て自社栽培のEM有機栽培米(無農薬栽培米)。玄米なので食物繊維やミネラルもたっぷり。

まとめ

甘酒の提灯やのれん

飲む点滴、甘酒いかがでしたか。スーパーに時々麹を買いに行くんですが、売れ切れて全然ない時が時々あるんですよね。なので、結構自宅で甘酒作っている人多いのかなと思いました。

便秘解消や肌荒れ、疲労回復などに効果がある甘酒、1日にコップ一杯を習慣づけたいですよね。炊飯器で簡単に作れるので一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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