コカコーラを水のように飲み続けると糖尿病のリスクが大きくなる話

生活習慣

こんにちは、emirinです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。

私が20代前半の頃、実家の近所に車いすで生活している中年の男性がいました。40年位昔の事ですが、田舎なので車いすで行動している人は目立つ存在です。

母がその男性を見て、「あの人、コーラばっかり水のように飲んでたからあんな風になっちゃったのよ・・・」って。

え?コーラで?コーラは私も時々飲んでいましたが、コーラを飲んで車いす生活なんてちょっと想像もできませんでした。

よくよく聞いてみると、その男性はコーラが大大大好きで、水代わりによく飲んでいたそうです。ほぼ中毒ですね。それだけが原因かどうかわかりませんが糖尿病になり、ろくに病院にもいかず好きなものばかり飲んだり食べたりしていたそうなんです。

そんな生活習慣を長年送ってきた結果、糖尿病が悪化して足を切断するまでになり車いす生活になったのだとか。

糖尿病が悪化して足を切断とか・・・糖尿病って恐ろしい病気なんだなと思いました。あれから月日は流れ、その事はすっかり忘れていましたが、糖尿病になった友人と雑談をしていてふと思い出しました。

結構周りを見渡してみると、糖尿病の人って意外と多いんですよね。みなさん頑張って今以上悪くならないように、食事制限や運動に励んでいる方も多いです。

糖尿病の何が怖いかって重症化することによる合併症が怖いんですよね。 糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害が3大合併症と言われています。こうなる前に生活習慣を見直し、今以上悪化しないように予防に徹したいところです。

そこで、今回はコカコーラと糖尿病の関係について書いていきたいと思います。

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コカコーラってどんな飲み物?

コカコーラ

コカコーラの原材料は、 糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、炭酸、カラメル色素、酸味料、香料およびカフェイン から出来ています。そして、コカコーラは糖分の量がハンパないんです。

原材料名で表示されるのは成分の多い順から表示されるのが決まりになっています。コカコーラの原材料名見ての通り糖類が一番初めに来ているので一番多いことがわかります。

500mlのペットボトルの中には砂糖がなんと56.5gも入っているんです。角砂糖が15,6個分も入ってる勘定になります。500mlペットなんて夏の暑い時なら一気に飲んでしまいます。

こんなに大量の糖分を身体の中に入れたら急激に血糖値が上がってしまいます。飲んでるときは、美味しい~!スカッと爽やか~なんて言ってる場合じゃありません。

糖分がたくさん入った飲み物は、消化されずに即効で吸収されるので血糖値が急激に上がってしまします。

急激に血糖値が上がると、血糖値を元に戻そうとして膵臓のからインスリン分泌されます。水代わりに毎日コカコーラを大量に飲んでいると、インスリンの分泌が追いつきません。

そうなると常に血管内は大量の糖分でいっぱいになり、大量の糖が血管を痛め動脈硬化を促進してしまします。しかも、糖尿病の原因にもなるのです。

果糖ブドウ糖液糖って何?

果糖ブドウ糖液糖は、異性化糖ともいい、トウモロコシ由来のコーンシロップを科学的に異性化し、果糖とブドウ糖を混ぜ合わせた液糖のことをいいます。つまり砂糖ですね、砂糖より甘さを感じにくいので、ほとんどの清涼飲料水やアイスクリームなどに入っています。

冒頭でも言いましたが、 500mlペットボトルのコーラの中には56.5gもの砂糖が入っています。500mlのコーラなんてあっという間に飲めちゃいますよね。角砂糖15,6個分ですよ、これが一瞬んで体の中に入ってしまう、でも甘さがあまり口に残らない、ここが落とし穴、だからぐいぐい飲めてしまうんです。

そして、果糖ブドウ糖液糖の原料のトウモロコシは遺伝子組み換えされているトウモロコシだという事です。果糖ブドウ糖液糖は今やいろんな加工品に入っています。清涼飲料水を始め、飲むヨーグルトや焼き肉のタレ、めんつゆ、ポン酢など。稀に安いお醤油に入っている時もありますから要注意です。

果糖ブドウ糖液糖は糖分です。砂糖です。砂糖の摂り過ぎは身体を糖化させると言われています。糖化とは、細胞を劣化させ身体の老化を促進させてしまう現象で、生活習慣病のリスクを高めてしまいます

糖尿病ってどんな病気?

全国で糖尿病とその予備軍を含めると2200万人とも言われています。糖尿病は、血液中に糖が増えすぎて、常に血糖値の高い状態をいいます。

糖尿病が進行すると糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害の3大合併症に気を付けなければいけません。

糖尿病網膜症失明原因第2位で、糖尿病腎症になると腎臓の機能が失われ人工透析を受ける事になります。

糖尿病神経障害で酷くなると足を切断する事態になりかねない怖い病気です。

糖尿病になると血管がボロボロになるので、目や腎臓のなどの毛細血管がダメージを受けてしまい合併症まで進んでしまうのです。

糖尿病の原因

糖尿病の原因は、遺伝もあるようですが、炭水化物や糖分の摂り過ぎと運動不足 、過度の飲酒、加齢 などが挙げられます。

糖分は砂糖だけじゃありません、今回の果糖ぶどう糖液糖や人工甘味料も注意したいところです。砂糖たっぷりのコーラを水代わりに飲んでいれば、常に血管内は糖でいっぱいになり高血糖の状態になります。

血糖値を一定に保つために膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を正常値に戻してくれますが、常に高血糖の状態が続くとインスリンが分泌されにくくなります。

インスリンが出続けることで膵臓自体が疲弊してしまい、インスリンがでなくなってしまい常に血管内は糖分で一杯になり、尿にまで糖が出るようになります。この糖が全身の血管に悪さをするのです、血管内に大量に活性酸素が発生し血管を傷つけて弱らせてしまいうのです。

糖尿病を予防する生活習慣

糖尿病は進行すると怖い病気だけど、生活習慣を改めて進行を緩やかにすることで最悪の状態を防ぐ事は可能ですよね。

運動と食事が大切
糖尿病も食事は大切、糖尿病に罹ると血糖コントロールが必須です。血糖値が上がり過ぎないように一定を保つことが大切。

血糖コントロールの食事法
炭水化物は控えめに、野菜や食物繊維を最初に食べる、ゆっくりよく噛んで食べるなど。そして、食事中や食後にお酢を摂ると食後の血糖値は緩やかになると言われています。

血糖コントロールする運動法
食後30分から1時間後に有酸素運動をすると血糖値が緩やかになります。たとえばウォーキングやジョギング。ウォーキングなら一日8000~10000歩を一週間に3日~5日を目安に行う。

参照 血糖値コントロール

私は毎日朝食に酢の物を摂って、朝食と昼食後約30分ぐらいづつ歩いています。訳7000~8000歩ぐらい歩いています。私の場合は血糖コンロトールの為じゃないです、適度な運動は健康に欠かせないし、質のいい睡眠のために運動しています。

結果的には血糖コントロールが出来ている感じです、先日かかり付けの病院で血液検査をした結果血糖値は全然大丈夫でした。 

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まとめ

糖尿病は発症すると一生付き合っていく事になる病気です。冒頭で話した友人は、母親と姉、弟も糖尿病だそうです、家族が糖尿病だと糖尿病になる確率が高いのでしょうね。

お姉さんの方は合併症の網膜症を発症して、目がほとんど見えないと言っていました。

糖尿病は合併症になるまで痛くもかゆくもないので、ついつい以前の食生活に戻ってしまう傾向にあるといいます。

糖尿病の予後の管理はホント大変そうです、もちろん甘いものは食べれないし、果物も糖分があるのであまり食べないようです。友人の自宅に遊びに行くとき手土産を持って行くのに何が良いのか悩みの種です。

糖尿病にならないために、糖尿病を今以上悪化させないために、身体に良い生活を送りたいですよね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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