
こんにちは、emirinです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
スーパーで売られている醤油の値段、100円台から1000円台とピンキリですよね。先日いつも行っているスーパーで、1リットルのお醤油が特売でなんと100円以下で売られていました。
特売でも安すぎるでしょう。こんな安い値段で採算が取れるの?って疑問に感じてしまいました。でも、皆さん喜んで買い物カゴに入れているんですよね。
お醤油は本来「大豆、小麦、塩」だけで作られています。毎日使う物なので、出来れば余計な物が入っていないものを選びたいです。
大豆、小麦、塩以外は食品添加物なのです、安すぎるお醤油は、醤油とはほど遠い醤油風調味料で本物の醤油とは別物と言って良いと思います。
今回は安い醤油の添加物と、どんなお醤油を選んだらいいのかについて説明していきます。
自分や家族のために身体に良いものを使いたい、シニアになっても元気に過ごしたいと思っている方のお役に立てれば幸いです。
丸大豆と脱脂加工大豆

商品の裏の原材料名を見ると、丸大豆か脱脂加工大豆かのどちらかが書いてあります。丸大豆はそのままの意味で、大豆そのものが使われているということです。
大豆には油が含まれていて、丸大豆でお醤油を作ると表面に油が浮いてくるそうです。その油のおかげでコクのあるお醤油が出来るんだそうです。
その油分を事前に搾り取って残った搾りカスが脱脂加工大豆なのです。脱脂(脂を抜いて)加工した大豆という事ですよね。
何故、わざわざ手間をかけて絞るのでしょう。それは、丸大豆より安くしかも短時間で旨みのある醤油を作ることが出来るからなんです。
国内で流通している醤油の80%は脱脂加工大豆だと言われています。脱脂加工大豆は体に良くないんじゃないのとも言われています。
丸大豆から油脂分を絞り出すときに、石油製剤のヘキサンと言う溶剤を使って絞り出しているからなんです。石油製剤を使っているってどうよってことですよね。
身体に大丈夫なのって心配になりますが、ヘキサンは沸点が69度前後なので、加熱すると気化して無害になるので安全だと言われています。
そして、脱脂加工大豆は海外産がほとんどで、ほぼほぼ遺伝子組み換えの大豆だということです。遺伝子組み換えが身体に良いのか悪いのか賛否両論ありますが、今まさに試されているのではないかと思ってしまいます。
安いお醤油には添加物がいっぱい

安い醤油の原材料名を見ると
原材料名:食塩(天日塩(メキシコ、オーストラリア))、脱脂加工大豆(分別生産流通管理済み)、小麦、果糖ブドウ糖液糖、/カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、酸味料、安息香酸Na(保存料)、甘味料(甘草)
果糖ブドウ糖液糖は厳密には食品添加物ではありません、果糖、ブドウ糖と謳っているぐらいなので砂糖と同じ甘味料なんです。摂りすぎると肥満や2型糖尿病、心疾患になりやすいと言われています。
果糖ブドウ糖液糖は異性化糖と言われ、主原料はトウモロコシやサツマイモのデンプンを化学的に変化させて果糖とブドウ糖を混ぜ合わせた糖液のことを言います。
トウモロコシは遺伝子組み換えされていると言われています。
今ではジュースやめんつゆ、醤油などあらゆる食品に添加されています。何故かというと、砂糖を使うよりはるかに安く出来るからです。
カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、酸味料、安息香酸Naが食品添加物になります。
まずは順に見ていきたいと思います
カラメル色素(着色料)
醤油やソース、洋酒、お菓子、ラーメンなどの多くの食品に褐色をつけるための着色料として使われている添加物です。カラメル色素は発がん性のあると言われています。
アメリカの動物実験で発がん性が認められています。ほとんどの加工食品にに添加されているので、添加されていない商品を見つけるのは難しい状況です。
調味料(アミノ酸等)
グルタミン酸ナトリウムのことで、味の素の成分です。味の素を掛けるとどんなものでも美味しくなりますよね、これもほとんどの加工食品に入っている化学調味料でうま味成分になります。
これも多く摂りすぎると、神経細胞が損傷または死滅してしまうと言われ、頭痛やしびれを引き起こすと言われています。
安息香酸ナトリウム(保存料)
食品の腐敗やカビ、細菌の増殖を防ぐ保存料として、多くの加工食品に使われています。安息香酸ナトリウムはビタミンCと一緒に摂ると、猛毒のベンゼンが生成されると言われています。
ベンゼンは、発がん性や白血病を引き起こすリスクがあると言われています。
酸味料
食品に酸味を付けるために添加されています。酸味の他に保存性、酸化防止、PH調整剤としても使われています。
酸味料にはクエン酸、乳酸、リンゴ酸など20種類以上の品目が使われていて、一括表示名の酸味料としか表示されないので、何が使われているのかわからないという問題点があります。
甘草(甘味料)
天然の甘味料で、マメ科のカンゾウの茎根から抽出して製造されています。醤油や味噌、佃煮によく使われている甘味料です。砂糖の約200倍の甘さがあり、塩味を和らげうま味を出すと言われています。
他にも、アルコールが添加されているものもありますが、アルコールは白カビを防ぐために添加されているものです。白カビが発生すると風味や香りが劣化すると言われています。
本物と偽物のお醤油

本来お醤油は、大豆、小麦、食塩、だけを1年以上じっくり時間をかけて作られています。
安い醤油は、時間とコストをかけずに、短時間に大量生産するために脱脂加工大豆に添加物をいれて、2~3週間で作られています。
醤油は発酵食品のはずですが、これはもう発酵食品とは言えない代物です。
安いけど遺伝子組み換えされた脱脂加工大豆と添加物で一杯の醤油と、少し高いけど昔ながらの製法で作られた無添加の醤油。どちらが体にとって良いのかわかりますよね。
幸いなことに私たちは選ぶことができます。日本の食品添加物の数は世界で一番多いと言われています。添加物は必ずしも悪ではありませんが、なるべくなら摂らない方が、と言うより摂らないのに越したことはありません。
年齢を重ねていくと、身体にいろいろ不調が出てきます、年だから~で済ませていませんか、年を重ねても元気に溌剌と活動している人は一杯います。
私は添加物も少なからず影響しているのではないかと思っています。なので、せめて調味料ぐらいは無添加を使い、なるべく添加物の少ない商品を選ぶようにすればかなり食品添加物を減らす事が可能になると思います。
無添加醤油の紹介
10年後20年後の家族や自分の健康のために、なるべく体に良い物を摂りたいですよね。では、身体に良いお醤油は、何を選べばいいの?ですよね。
答えは、大豆、小麦、塩以外余計なものが入っていない、昔ながらの製法で作られているもの。そして、よりベストなのが、JASマークの付いた国産有機丸大豆の醤油です。
有機しょう油の場合は遺伝子組み換え大豆は使用されていないので安心です。
それでは、おすすめの醤油を紹介していきます。
▶海の精国産有機旨しぼり醤油
原材料:有機大豆(国産)、有機小麦(国産)、食塩(海の精:伊豆大島産)
国産の有機大豆と有機小麦100%で日本の伝統的な製法(天然醸造法)にこだわって作られている濃口醤油です。
塩もミネラルいっぱいの海水(伊豆大島)を使用、水は秩父山系城峰山の天然水( 神泉の名水 )を使用しているという 、 こだわりの100%国産の純醤油です。 有機JAS認定食品です。
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▶大徳醤油 国産有機醤油 機有るべし
原材料:有機大豆(国産)、有機小麦(国産)、食塩
北海道の有機JAS認定農場に契約栽培をお願いし厳選した有機大豆・小麦を100%使用して、長期熟成させた国産有機しょう油です。
※有機JASは3年以上無農薬・無化学肥料で土壌づくりに取り組み、その畑で採れた穀物がやっと認定を受けることができます。
除草剤も使わず大変な手間ひまをかけ、生産性も低い中、国内の農家のみなさんが苦労してつくる希少な大豆・小麦を使用しています。
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▶井上古式じょうゆ
原材料:国産丸大豆・国産小麦・食塩
天然醸造で作られている濃口醤油です。 天然醸造は、昔ながらの伝統的な製法で、食品添加物を一切含まない醤油です。
一般の仕込に比べ大豆を2割増しで仕込むので、旨味風味が格段によい。江戸時代から続く醸造蔵の蔵つき酵母が醸し出す滋味あふれ香り豊かな、しっかりとした味の中にまろやかな柔らか味のある醤油。特に煮物におススメ。タレやかけ醤油として美味しい。
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▶フンドーキン吉野杉樽天然醸造醤油
原材料:大豆(日本)、小麦(日本)、食塩(メキシコ)
吉野杉でつくった木樽に、厳選された国産丸大豆・国産小麦・天日塩を原料として、自然の温度でじっくり1年以上発酵・熟成させて作った天然醸造の丸大豆醤油です。
まとめ

食品の裏側の原材料名見て、丸大豆・小麦・食塩のみのお醤油を選びましょう。
日本で食品添加物を全く摂らないようにすることは、ほぼ無理かもしれません。せめて、お醤油や味噌、塩、砂糖などの調味料は無添加の物を選んでほしいと思います。
その積み重ねが10年後20年後の自分や家族に返ってくるのですから。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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