福神漬けや紅ショウガの鮮やかすぎる赤い色は身体にどうなの?着色料のタール色素の毒性について

食の安全

こんにちは、 emirinです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。

カレーライスや焼きそばのトッピングとして使われる福神漬けや紅ショウガ、あまりにもキレイで鮮やかな赤色、一体何で色を付けているんだろうって気になったことはありませんか?

これらの赤い色は、合成着色料のタール色素という食品添加物によって作り出されているんです。商品の裏の原材料名に○色○号って書いてあるの見かけたことあると思います。それがタール色素です。

着色料にも、天然の着色料もあれば、人工的に作った人工着色料もあります。人工着色料にもそれほど身体に害がないものと、摂らない方が良いと言われるヤバい人工着色料があります。

タール色素はそのヤバい人工着色料になります。「身体を壊す10大食品添加物」の一つと言われています。今回はそのヤバい人工着色料の一つ、タール色素について解説していきたいと思います。

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タール色素って何?

タール色素って聞くと何か連想しませんか?私はコールタールを連想してしまいしました。コールタールって黒い油みたいなモノですよね。

タール色素について調べてみると、19世紀の中頃にドイツで開発され、コールタールを原料に作られていたためこの名が付いたと言われています。

コールタールって何かというと、石炭を高温で分離回収した時に生じる真っ黒でドロドロした油状物質です。その後コールタールには、発がん性がある事が分かったので、現在は石油製品から作られるようになりました

タール色素は、化粧品や食品に鮮やかな色を出すために使われています。食品だけじゃなく染料として繊維や合成樹脂、口紅、石けん、ボディソープ、シャンプー、消臭剤、などの生活雑貨にも使われています。

現在日本で食品添加物として認められているタール色素は全部で12種類あります。

赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色105号、黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、緑色3号

次はタール色素の何がヤバいかについて見ていきましょう。

タール色素の毒性

タール色素には、発がん性や催奇形性の疑いのあると言われています。

タール色素の赤色2号は、アメリカで発がん性があるとして使用禁止になっています。しかし、日本では現在でも使用されています。日本では主に業務用のシロップに使われています。

お祭りや縁日などで売られているイチゴのかき氷には、赤色2号を使ったシロップが使われている可能性が高いと言われています。

その他にも、赤色40号、赤色102号、黄色4号、黄色5号も赤色2号同様発がん性の疑いがあると言われています。

黄色40号は、ビーグル犬を使った実験で、腎臓の糸球体の細胞に異常が認められ、赤色102号は、2%を含む餌をラットに90日間食べさせた実験で、赤血球とヘモグロビン値の低下が認められた。これは貧血を起こす可能性があると言うこと。

黄色5号については、1%を含む餌をビーグル犬に食べさせた実験で、体重減少や下痢が見られた。赤色102号、黄色4号、黄色5号については、じんましんを起こすことが知られています。

青色1号、2号、緑色3号は、いずれもラットに注射実験で、ガンが発生しました。赤色3号については、ラットを使った実験で、甲状腺腫の明らかな増加がみられました。

赤色105号は、肝臓病の際に増えるGPT.GOT増加が認められ、104号、106号発がん性があるとして海外ではほとんど使用されていません。

いずれにしてもタール色素はほとんどすべてに渡って身体に良くないことは明白です。なにしろ石油から出来ているのですから。

タール色素は自然界に存在しない、非常に分解されにくい化学物質です。身体に取り込まれた場合でも分解されにくく、ホルモンや免疫システムを乱す心配があると言われています。

最近ではタール色素の毒性が食品メーカーなどにも周知されてきているのか、天然着色料のほうが多く使われる傾向にあります。

でも、鮮やかな色を長期にわたって保ちたいという理由で、今でもタール色素が使われているケースも多いんですよね。

なので商品の購入の際には裏側を常にチェックし「【着色料】○色○号」と書いてある商品はそっと棚に戻して購入しない方が賢明です。

漬物をよく食べる人に胃ガンが多い理由

胃ガンの原因はさまざまありますが、漬物をよく食べる人に胃ガンが多いって言われているんですよね。

それは何故かというと、私たちの身体は毎日細胞分裂を繰り返しています。それを踏まえて、漬物に含まれる塩分によって、胃の粘膜に炎症がおき、胃酸によってダメージを受けたときに、それを修復するために粘膜の細胞分裂が繰り返えされます。

その際に何らかの発がん物質が作用して、細胞を突然変異させてがん化にするのではないかと考えられています。漬物にはタール色素が使われていることが結構多いんですから。

タール色素が含まれている食品

タール色素が含まれている食品には、福神漬けや紅ショウガなどの漬物の他、菓子パン、チョコレート、飴、ビーンズ、つまみ、清涼飲料水など多くの食品に使われています。

紅ショウガ
原材料名:しょうが(タイ)、漬け原材料(食塩、醸造酢)/酸味料、調味料(アミノ酸)、保存料(ソルビン酸K)、着色料(赤102
福神漬け
原材料名:だいこん(中国)、なす(中国)、きゅうり(中国)、れんこん(中国)、なたまめ、しそ、ごま、漬け原材料〔砂糖、食塩、しょうゆ(小麦、大豆を含む)、香辛料〕/調味料(アミノ酸)、着色料(カラメル、赤102、黄4、赤106、黄5)、酸味料、保存料(ソルビン酸K)、香料、増粘多糖類
筋子の醤油漬け
原材料名: 鱒卵(いくらを含む)(アメリカ産)、粉末水あめ、食塩、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、発酵調味料、リンゴ酢(りんごを含む)、砂糖、カツオエキス、昆布エキス、たん白加水分解物(大豆・小麦を含む)、チキンエキス(鶏肉を含む)/甘味料(ソルビトール)、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(V.C)、赤色102号、黄色4号、発色剤(亜硝酸Na)
こんぺい糖
原材料名: 菜の花:グラニュー糖、香料、着色料(黄色4号、青色1号) もみじ:グラニュー糖、香料、着色料(赤キャベツ、赤色102号、アナトー、黄色5号、黄色4号、青色1号) ふじ:グラニュー糖、香料、着色料(赤色3号、青色1号) すずらん:グラニュー糖、コーンスターチ、香料、着色料(黄色4号、青色1号)、プルラン、アラビアガム、タルク、ミツロウ 天然:グラニュー糖、着色料(赤ビート、クチナシ青、クチナシ黄、紅花黄) 

このように○色○号と記載されているで、商品を手に取ったら裏の原材料名をチェックしてみて下さい。

無添加の福神漬けと紅ショウガの紹介

オーサワの福神漬 120g×2個
国産野菜100%使用、歯ごたえよく、すっきりとした甘みでカレーの付け合せやお弁当のご飯にもよく合います。



↓天長食品 国産 福神漬け 110gx3袋
すべて国内産野菜を使用した福神漬です。無添加なので安心・安全です。



創健社 国産 紅しょうが( 細切 ) 60g×2袋
国内産しょうがを国内産特別栽培の梅から作った梅酢で丁寧に漬け込みました。

まとめ

タール色素、いかがでしたか?
食品だけじゃなく、口紅や入浴剤にも含まれている場合があります。だいたいタール色素が石油由来で出来ているのがチョット嫌ですよね。

「身体を壊す10大食品添加物」の1つに入っているので、摂らないようにした方が良いですね。無添加生活を送ることは、今の日本ではほぼ無理です。

だって、日本で使われている食品添加物は世界で一番多くて、アメリカの10倍なんて言われているんですから。

ならば、身体に悪いといわれる食品添加物はなるべく身体に入れないように。そして、なるべく添加物の少ないものを選ぶようにした方が、自分や家族の将来の健康のためにも有効ですよね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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