早食いは病気の始まり!よく噛んで食べることのメリット4選

生活習慣

こんにちは、食育アドバイザーのemirinです。

慢性腎臓病を患ってから、食と健康について学ぶようになり食育アドバイザーの資格を取り、 持病を持っていても、食や生活習慣を改めることで、現状維持を心掛けながら生活しています。

健康寿命を延ばして元気で楽しい人生を送るために、 食事や栄養、生活習慣など 日々の暮らしの中で経験したことや感じたことを記事にしています。 

今回の記事は次のような方におススメです

▶ついつい早食いになってしまう方
▶健康を意識している方
▶よく噛んで食べるように努めている方

子供の頃、「ゆっくりよく噛んで食べなさい」って親に言われた経験ありませんか?私はよく言われていました。

3人兄弟の末っ子だった私は、早く食べないと兄達に先に全部食べられてしまうと思い、急いでガツガツ食べていて、母親に「そんなに慌てなくてもいいからゆっくりよく噛んで食べなさいよ」いって言われたことがあります。

そして、自分が大人になりわが子に同じ事を言っているのに気が付かされます。でも現代は柔らかい食べ物が多くなっているせいか、よく噛まないですぐ飲み込んでしまう人が多いように思います。5,6回ぐらい噛んで飲み込んでしまうので早食いになり、食べ過ぎの原因にもなりますよね

食事をしている女の子
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よく噛んで食べる事のメリット①ダイエットが期待できる

ダイエットのイラスト

良く噛んで食べると、ダイエットが期待できます。 何故かというと、ゆっくり食べることで満腹中枢が刺激され、早い段階で満腹感が得られ食べ過ぎを防げるからです。

少量でもお腹一杯になり、さらに腹八分で箸を置けば、食べ過ぎによる肥満は防げますよね。

肥満は身体にとって何もいいことありません、着る服も限られるし、着たい服も着れない。しかも、肥満は万病の元、腹も身の内と言います、健康のために良く噛んでゆっくり食事を楽しみたいですね。

よく噛んで食べる事のメリット②認知症の予防にも効果的

認知症のイラスト

良く噛むという事は、あごを開けたり閉じたりするので、あごの筋肉が刺激され、脳への血流が良くなり血流が良くなることで脳が活性化され、認知症の予防にも効果があると言われています。

認知症の一種でアルツハイマー認知症の原因はアミロイドβというタンパク質が脳に蓄積して起こると言われていますが、よく噛まずに食べる人は、アミロイドβが増えていくという研究結果が出ているそうです。なので、よく噛むことで認知症の予防が期待できるという事ですね。

子供達や若い人も良く噛んで食べる事で、反射神経や記憶力・認識力・判断力・集中力 が高まるので、勉強や仕事が効率よくできるようになります。

よく噛んで食べる事のメリット③虫歯や歯周病の予防になる

歯のイラスト

よく噛むと唾液が増えますよね。唾液には抗菌殺菌効果があるので、唾液が増えると口腔内の殺菌作用が高まり、虫歯や歯周病などの予防に繋がります。

また、よく噛むことで歯の根っこが刺激されて、新陳代謝が活発になる事で、健康な歯と歯茎を維持することができると言われています。

歯は一生モノです、高齢になっても自分の歯で美味しく食べれるのは幸せなことです。

よく噛んで食べる事のメリット④糖尿病のリスクが軽減できる

ゆっくり良く噛んで食べると、食後の血糖値の上昇がゆるやかになると言われています。血糖値が高い状態が続くと糖尿病と診断されるので、血糖値の上昇を緩やかにする必要があります。

誰でも食後1時間ほどで血糖値は上昇しますが、2時間ぐらいで下がってきます。これが下がらないで上昇したままだと、糖尿病という事になります。

食後15分ほどで満腹中枢が満腹感を感知するので、15分以上掛けてゆっくり食べる事をお勧めします。

逆によく噛まずに早食いするメリットはあるのか

早食いする男の子

大食いや早や食い大会でフードファイター達が競って時間を競って食べ続けるってテレビ番組を以前見たことがありますが、よく見ていると噛まないですぐ飲み込んでいるんですよね。

麺類は飲み物だとか、フードファイターの間では常識だとか。

そんな食べ方して大丈夫なのかと心配になりましたが、若いうちはいいかもしれませんが、ある程度の年齢に来たらそのツケが心配ですよね。

よく噛まないで早食いするとどうなる。ま、想像できますが、まず早食いは太る。なぜなら食べすぎるから。

よく噛まないので胃にかなり負担をかけてしまい、消化器系にダメージがでそう。何よりも、早食いは食後の血糖値が急上昇するのでⅡ型糖尿病になりやすい。

早食いのメリットは時短ぐらいなものでしょうか。

まとめ

食事はゆっくりとよく噛んで楽しく食べる、これが基本ですよね。口に食べ物を入れたら箸を置いて、口の中に食べ物がなくなったら、次の食べ物を入れるようにする習慣をつけるといいと思いますよ。

そこで、「ヒミコノハガイーゼ」という言葉を知っていますか? 噛むことのメリットを表した標語です。
これを見たらゆっくりよく噛んで食べようと思わずにはいられませんよね。参考にしてみてください。

『ヒ』肥満防止
※ゆっくりよく噛んで食べる事で肥満を防ぎます。

『ミ』味覚の発達
※ 食べ物の形や固さを感じることができ、味がよくわかるようになるなど味覚が発達します。

『コ』ことばの発達
※ 口の周りの筋肉をよく使うことで、顎の発達を助け、表情が豊かになり、滑舌が良くなります。

『ノ』脳の発達
※ 脳の血流が増えるので、子供は脳が発達し、大人は物忘れを予防することができます。

『ハ』歯の病気予防
※ よく噛むことで、唾液がたくさん出ます。唾液には食べ物のカスや細菌を洗い流す作用もあり、むし歯や歯肉炎の予防につながります。

『ガ』ガンの予防
※ 唾液に含まれるペルオキシダーセという酵素が、食品の発ガン性を抑えるので、ガンの予防につながります。

『イー』胃腸快調
※ 消化を助け、食べ過ぎを防ぎます。また胃腸の働きを活発にします。

『ゼ』全力投球
※ 身体が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに集中できます。
 参照 よく噛むことの効果

健康で楽しく人生を送りたいと思うなら暴飲暴食はやめて、食事はゆっくりよく噛んで腹八分で止めておいた方が誰が考えてもいいと思いますよね。治らない病気になってからでは遅いですから。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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